内容説明
著者が失明を宣告されてから15年、失明から12年が過ぎようとしています。本書に書かれている言葉は、失明宣言からこれまで、著者の心に浮かんだものや、体験から生まれたものです。著者を助け、力づけた短い言葉ばかりの本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカエス
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先日に亡くなられたとの報を知り、再読。何度読んでも胸を打ちます。見えない人だからこそ見えるもの、伝えられることがあったのだろうと思います。私は少しは感じとることができただろうか。ご冥福をお祈りいたします。2019/03/14
タカエス
1
この絵本に出会えてよかった。作者が光を失われてると知り、ますます響くものがあります。言われるように、見えないことが逆に心に入ってくる何かを感じられるのかもしれませんね。20年近く前に世に出た絵本のようですが、本当に出会えてよかったとつくづく思います。2017/11/12
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
☆×5.0…彼の絵と文には一種の温かみを感じます。光がなくした人が書いたとは思えません。それは彼ゆえに備わった魔力なのかもしれません。2009/10/17