内容説明
改正少年法は子どもを守ってくれるの?犯罪少年の家族はどうしているの?被害にあった人はゆるしてくれるの?など、「少年犯罪」の現状を知りぬく著者と、『鈴木先生』で文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞したマンガ家による待望の問題作、ついに登場!ゆれ動く社会の基盤とその実態をあらわす「少年犯罪」。いまこそ、すべてのひとに考えてほしい。
目次
第1章 子どもでも、死刑になるの?
第2章 「少年法」は、子どもを守ってくれるの?
第3章 少年院って、どんなところ?
第4章 「少年法」が改正されたのは、なぜ?
第5章 犯罪少年の家族は、どうしているの?
第6章 被害にあった人は、ゆるしてくれるの?
著者等紹介
藤井誠二[フジイセイジ]
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター。高校時代に初の単行本『オイこら!学校』(教育史料出版会)刊行し大反響を得る。当事者に伴走しながらの綿密な取材と調査をもとにした、社会の矛盾をえぐるノンフィクションを身上とする。また、TBSラジオ「BATTLE TALKアクセス」のパーソナリティーおよびABCテレビ「ムーブ!」のコメンテーターをどちらもレギュラーでつとめるほか、愛知淑徳大学で教鞭をとる
武富健治[タケトミケンジ]
1970年、佐賀県生まれ。幼少時より虫捕りやサッカークラブ活動への熱中とともに、メジャー漫画家を目指してオリジナル作品を製作する。十代なかばから後半にかけて、さまざまな日本/世界の文学に親しみ、同時に「文芸漫画」の道をさぐりはじめる。大学時代在学中にはいくつかの新人賞で佳作などに入賞するも掲載にはいたらず、投稿活動を続ける。27歳のとき、商業誌デビューを果たし、数作の短編を発表するも、その後数年間沈黙。2年間演劇活動に没頭したのち、『鈴木先生』を「漫画アクション」に連載し、多くの支持と評価を得る。2008年、『鈴木先生』(双葉社)で、「平成19年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門」にて優秀賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かおりんご
羽衣 空
kera1019
けんとまん1007
なつき