となりのこども

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652077481
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

こどもの心の影と光。ありふれた日常の中に揺らめく小さなうずきやときめきを切りとる連作集。

著者等紹介

岩瀬成子[イワセジョウコ]
1950年山口県岩国市近郊の盆地玖珂町で生まれ育つ。中学時代はバレーボールに熱中、高校時代はビートルズの熱狂的ファンとなる。高校卒業後、役場や広告代理店などに勤務の後、1974年頃児童文学に出会い、京都の聖母女学院短期大学の聴講生となり児童文学を学ぶ。1977年のデビュー作『朝はだんだん見えてくる』(理論社)で日本児童文学者協会新人賞、その後『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』(PHP研究所)で小学館文学賞、産経児童出版文化賞、『ステゴザウルス』(マガジンハウス)『迷い鳥とぶ』(理論社)二作で路傍の石文学賞を受賞。山口県岩国市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スノーシェルター

16
子供の頃を思い出すような話。でも、う~ん、あまり好みじゃなかった。2014/05/26

まさと

9
読み終わって、なんか不思議な感じ…「あたしは頭がヘンじゃありません」が意外とスキでした。2013/02/03

くりこ

8
連作短編集。どこかの街の、子どもや大人。それぞれの日常の断片。子どもらしいわがままな子ども、大人になりかけている子、そこらにいそうなおばあさん。何も特別でない人達の、特別でない日々の中で感じているのであろう、心の内側の描き方が見事。不思議なことを感じたり、見たり、聞いたり、それからびっくりするくらい意地悪な気持ちになったり。そういう事ってあるね。と、みんなに寄り添いたい気持ちになります。良書です。2017/06/21

zanta

7
少しずつ関連する子供たちの物語。やさしいばかりではない、こどもがそれぞれの世界で喧嘩したり寂しかったり幸せだったり。意地悪になってしまったり。よく描かれている。不思議な体験をもった子供もでてくるが、押しつけがましくなく、子供のころはこんなこと思うよね、とほほえましい。子供の中でも年齢の浅い子供たちのかわいらしさといったらない。あずさちゃんの態度や動作など目に浮かぶ。2013/10/01

みー

4
子供たちの日常。 突出するようなことも無く、 私たちと変わらない日常の時間が流れていく。 が、子供たちにとってのその時間は、その時は、成長するための糧になる日々なのだなと..しみじみ感じられるお話。 淡々としているが、何気ない日常にこそ、詰まっている輝きや見落としがあることを気付かせてくれるので、良い!2021/01/01

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