出版社内容情報
1799年イギリス海峡。少年ジョンと父親の帆船がレッカー=難破屋の待ちうける海岸へ。そこは謎に満ちた恐怖の村だった…。 小学校高学年~中学生
内容説明
荒涼たる海岸線。嵐の夜、人々は崖の上から、波に翻弄される大型帆船を見つめる。ひたすらに難破を待ちわびて。初航海で嵐に見舞われた少年は、恐ろしい村に漂着したことを知る…。『宝島』を彷彿させる冒険小説。スティーヴンスンの再来。
著者等紹介
ローレンス,イアン[ローレンス,イアン][Lawrence,Iain]
カナダのオンタリオに生まれる。ジャーナリストを経て作家に
三辺律子[サンベリツコ]
英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院卒。現在、同大学院児童文化研究センター研究員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cozy
8
YA層向けのはずなんだけど、結構怖くてドキドキ!2015/08/23
みー
7
最初から物語にグイッと引きつけられる。次から次へと問題が起こり、登場人物たちが皆、怪しい中、主人公の少年が、どうにかもがきながら、解決策を模索する姿がハラハラドキドキする!!最後、救出された少年の父親の言葉「自分が呪悪だと他人もそう見える」・・その通りよね・・。自分の正義とか、信念を貫くのは難しいけれども、それでも人としての倫理観や常識を持っていたいものだと・・思ったわー。それは自分の周りの世界が、厳しくなればなるほど、必要であり、大切なんだよね~。2015/08/31
囧
0
イギリスの地名でもプリマスだけは小学生から知ってた
鉄エビの紙魚
0
ストーリーは悪くないと思うけど、訳は良い訳なのかなあ。馬が後ろ脚で立つのは「棒立ち」じゃなくて「棹立ち」って指摘している方がいるけど、ちょっと訳がいまいちなんじゃないかと思うところが…原作読んだわけじゃないからわからないし、原作の問題かもしれないけど。後半はじっくり読むのがめんどくさくなって斜め読みしてしまった。2015/11/24
にっとろべ
0
結構昔に読んだ本で、今思いだすのはねずみに齧られてかかとがなくなったところ。結局どうなったかは覚えてないけど、雨の降る夜中には読めなかったです。