出版社内容情報
あまりに小さいので、おにの村では大人になれない……人間の村にやってきたおにの赤べえは、人が言うことの反対をやることに。 小学校低学年~小学校高学年
内容説明
「いいか。人間の村へいったら、なんでもさかさまにしろ。たたかれたら、にこにこわらえ。石をぶつけられたら、ありがとっていうんだ。」「わかった。なんでもさかさまだね。」ちびおには山をこえ、とぶようにあるきつづけました―。おにやてんぐが、今よりも人間のそばにいたころのこと―ゆかいでおかしなむかし話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
12
《私-図書館》赤べえの一生懸命なのが、伝わったんだよね。ハッピーエンドは、最高です。2021/06/23
おはなし会 芽ぶっく
12
人間の村に行ったらなんでもさかさまにしろ、と言われるちびおに(ちびだけど大人)。叩かれたら笑い、石をぶつけられたら「ありがとう」とさかさまを言う。人間に嫌われないようにすると…。笑える昔話はハッピーエンドです。2020/03/10
ひの
2
なんでもさかさまさかさま、ぐっと考える瞬間、聞いている子供は次に何をするのか、何をせよというのかを想像して笑う。それにしても赤べえ、力一杯やさしい頑張り屋さんだな。。。2014/11/28
2020neko
1
☆☆☆☆★4/近図。季節の本(おに)。低学年~2009/01/24