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関東大震災を歩く―現代に生きる災害の記憶

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784642080750
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C1021

内容説明

今もひっそりと佇む、関東大震災の慰霊碑や記念物、復興のモニュメント。人びとはどのような思いで死者を弔い、どんな理想を持って瓦礫の街を蘇らせたのか。三.一一以後を生きる日本人に捧げる鎮魂と再生の書。

目次

プロローグ 関東大震災とは?
1 被災の中心地墨田区を歩く
2 慰霊碑は語る
3 受難の記憶
4 再生の記憶
5 寺院の移動と江戸文化の拡散
エピローグ 東京を蘇らせた人々

著者等紹介

武村雅之[タケムラマサユキ]
1952年、京都市に生まれる。1981年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。現在、株式会社小堀鐸二研究所副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yooou

6
今更びっくりしたのだけど、都内には震災以前の建物はほとんどなくて、今レトロだと思える建物はその大半が震災復興建築だったのでありました。現在のレトロは当時の復興というトレンドであった訳だ。なるほどなー。本当にびっくりだよ。2015/03/29

ERNESTO

2
朝鮮人虐殺についての記載があるかと手に取ったものの、横網町公園の追悼碑だけであり、残念であった。 震災被害に限った遺物などを探したい向きには、参考になろうと思う。2023/01/23

ホンドテン

1
図書館で。東京都内に限定されるが、現在も見られる震災遺構、記念物の項目、エピソード別の案内書。登場する場所をリストにすると寺社めぐりの観光ガイドみたいだが、書かれている情報は半端ではない。震災後、移転した寺社が新しい寺町を造ったという記述は、まぁそうだよなと理解はするが意外な新知見だった。2014/11/14

Milai

1
どういうことがあのとき起こったのか、知りたくて手に取った。関連本含めてもっと過去に学ぶことの必要性を感じる。2012/07/02

rbyawa

1
c035、関東大震災に関しての記録ではなく「記憶」の本、なんというかイチョウの木が水分が多く防火に役立つということや、有名な陸軍被服廠の被害が広場に持ち込まれた家財道具(や大八車)によってもたらされたなどの話はともかく、他の広場が火災到達時間がズレていて独自に対処できたとか、橋の上から家財道具の破棄を命じて助かったなどの話は足で回らないとわからないことだと思うんだよね。地震では残ってたはずの史跡も空襲でやられ、震災前に警告がされていたなんてのも人事じゃない、そもそも東日本大震災を見ての本だとのことですが。2012/04/11

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