出版社内容情報
環濠集落や土塁囲みの館城から信長の安土まで。近江に残る城館遺構を訪ね、地形・史料・伝承をもとに、人々の営みと戦国社会に迫る。滅び去った城館趾に人は魅せられる。環濠集落や土塁囲みの館城から、戦国大名の城下町や信長の安土まで。近江に残るさまざまな城館遺構を訪ね、地形・史料・伝承をもとに、人々の営みと失われた戦国社会の姿に迫る。
はじめに/城館趾・土豪・村落(中世城館の残り方〈中世城館とは/城主の子孫の屋敷/公有地化と分割私有地化/伝承と禁忌/神社・墓地/水利と耕地/城館関係地名〉/城館関係地名の地域性〈近江の城館関係地名の特色/地名調査の基準〉/城館趾と伝承〈八太夫屋敷/金前坊/御館〉以下細目略/城館趾の調査(一)―土山町頓宮/城館趾の調査(二)―能登川町種村・垣見他/城館趾の調査(三)―野洲町北村・守山市矢島/平地城館趾と寺院・村落)/城下町(観音寺城・石寺/小谷/上平寺/安土)/土豪たちの生涯―野洲郡北村 木村氏の歴史(「安土町奉行」木村次郎左衛門尉/「六角義堯」と木村筑後守/秀吉の朝鮮出兵と木村久綱)/初出と成稿の経緯/補論
小島 道裕[コジマ ミチヒロ]
著・文・その他
内容説明
滅び去った城館趾に人は魅せられる。環濠集落や土塁囲みの館城から、戦国大名の城下町や信長の安土まで。近江に残るさまざまな城館遺構を訪ね、地形・史料・伝承をもとに、人々の営みと失われた戦国社会の姿に迫る。
目次
第1章 城館趾・土豪・村落(中世城館の残り方;城館関係地名の地域性;城館趾と伝承;城館趾の調査(一)―土山町頓宮
城館趾の調査(二)―能登川町種村・垣見他
城館趾の調査(三)―野洲町北村・守山市矢島
平地城館趾と寺院・村落)
第2章 城下町(観音寺城・石寺;小谷;上平寺;安土)
第3章 土豪たちの生涯―野洲郡北村 木村氏の歴史(「安土町奉行」木村次郎左衛門尉;「六角義堯」と木村筑後守;秀吉の朝鮮出兵と木村久綱)
著者等紹介
小島道裕[コジマミチヒロ]
1956年神奈川県生まれ。1985年京都大学大学院博士課程単位取得。滋賀総合研究所嘱託、京都大学助手、国立歴史民俗博物館助手等を経て、現在、国立歴史民俗博物館/総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kiyoshi Utsugi
六点