内容説明
カフェー、ダンスホール。店頭のショーウインドーと煌めくネオンサイン。20世紀はじめ、都市には異国のにおいがする空間が現れる。西洋化・高層化・電化をキーワードに、盛り場のモダニズムとその「時代の気分」を描く。
目次
盛り場の文化論―西洋化・高層化・電化
商店街―街頭のモダニズム
カフェー―擬似西洋の空間
百貨店―高層化する複合商業施設
電気と都市―夜景の誕生
都市比較論のなかの大阪
著者等紹介
橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
1960年、大阪市生まれ。1984年、京都大学工学部建築学科卒、1990年、大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。京都精華大学助教授・同大学創造研究所所長を経て、現在、大阪市立大学大学院文学研究科助教授、工学博士
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