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幕藩権力と寺檀制度

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  • サイズ A5判/ページ数 358,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642033923
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C3021

内容説明

江戸時代の仏教は社会の中でいかに存在していたのか。檀家組織の実態など幕藩権力との関わりを探り、寺檀制度や本末制度の構造を分析。近世国家と社会における仏教のあり方の特質に迫り、地域と仏教との関係を解明する。

目次

近世仏教史の全体像構築への試み
第1部 宗教施設と教団構造(近世中後期関東における宗教施設の運営―村・檀家組織・地方教団組織の相互関係;地方教団組織の構造(安房国新義真言宗の寺院組織;安房国新義真言宗の僧侶集団;無住契約))
第2部 寺檀関係論(近世後期の寺檀関係と檀家組織―下越後真宗優勢地帯を事例として;檀家組織の構造と代表者的存在―関東の事例から;祈祷寺檀関係と宗判寺檀関係;幕藩権力と寺檀関係―一家一寺制法令の形成過程)
課題と展望―全体像構築の足掛かりとして

著者等紹介

朴沢直秀[ホウザワナオヒデ]
1971年東京都に生まれる。1999年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2002年博士(文学)。現在、岐阜大学地域科学部講師
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