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日本家族史論集〈2〉家族史の展望

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642013925
  • NDC分類 362.1
  • Cコード C3321

内容説明

これからの人間社会のあるべき方向を見定めるために、家族そのものに焦点を据えた研究が要請されている。本書は、日本史と隣接分野における古代から現代にわたる基礎的な論文をテーマ別に集大成するものである。

目次

1 家族史の課題(日本古代家族研究の現状と課題―関口裕子・吉田孝・明石一紀説を中心に;古代・中世の家族と親族;中世イエ研究の軌跡と課題;近世における家と村)
2 家族史への提起(歴史人口学を通じてみた江戸時代;日本近世農村の「家」経営体とジェンダー;「近代家族」概念と日本近代の家族像;「近代家族」への問いと女性史の課題)
3 現代家族の展望(現代家族の「解体」と「再生」;家族崩壊現象の歴史的=社会的要因―主として女子労働との関連において;現代民主主義の再構成と家族の問題)

著者等紹介

大日方純夫[オビナタスミオ]
1950年長野県生れ。1978年早稲田大学大学院修了。現在、早稲田大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。