「同一労働同一賃金」のすべて

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641243071
  • NDC分類 366.42
  • Cコード C1032

出版社内容情報

「同一労働同一賃金」の実現へと改革が進む。労使それぞれに衝撃を与え,大きな変革を迫るが,確かな理解に基づきあるべき方向へと進めるために,どのように向き合い取り組むべきか。第一線に立つ著者が,経緯をたどり,現在位置と今後の方向性を強く指し示す。

はじめに 「同一労働同一賃金」の衝撃
第1章 法改正の経緯
    ──「一億総活躍」「働き方改革」と「同一労働同一賃金」
第2章 法改正の前史
    ──「正規・非正規格差」とこれまでの法的対応
第3章 法改正案の内容
    ──改革の趣旨と改正法案・条文案解説
第4章 法改正の基礎
    ──外国法(フランス法,ドイツ法)の概要と日本との異同
むすび 「同一労働同一賃金」の実現に向けて

水町 勇一郎[ミズマチユウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

不合理な待遇差の是正へ。「働き方改革」の要、「同一労働同一賃金」。条文案とその解説。

目次

はじめに 「同一労働同一賃金」の衝撃
第1章 法改正の経緯―「一億総活躍」「働き方改革」と「同一労働同一賃金」(伏線―2015年労働者派遣法改正と「同一労働同一賃金推進法」の制定;一億総活躍国民会議 ほか)
第2章 法改正の前史―「正規・非正規格差」とこれまでの法的対応(臨時工問題からパートタイム労働問題へ;1993年パートタイム労働法の制定へ ほか)
第3章 法改正案の内容―改革の趣旨と改正法案・条文案解説(本改革の趣旨;パートタイム・有期雇用労働法 ほか)
第4章 法改正の基礎―外国法(フランス法、ドイツ法)の概要と日本との異同(欧州の法制度の枠組み;格差を正当化する「客観的理由」 ほか)
むすび 「同一労働同一賃金」の実現に向けて

著者等紹介

水町勇一郎[ミズマチユウイチロウ]
1967年佐賀県に生まれる。1990年東京大学法学部卒業。東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とりもり

4
巻末資料を除くと140ページほど(本文と巻末資料との重複が非常に多いため、実質的な中身もそのくらい)。「同一労働同一賃金」だけを切り出しているため、働き方改革の全容を掴むのには向かないが、議論の趨勢を丁寧にトレースしていて分かりやすい。今回の改正はあくまで同一企業内における「同一労働」について「同一賃金」を保証する制度で、企業毎の個別事情を広範に認めているため、企業横断的な「同一職種同一賃金」が確立していない日本では実効性は薄そう。でも、非正規労働の待遇改善のための第一歩としての意義はあるかと。★★★☆☆2018/07/25

ゼラニウム/フウロソウ科

0
図書館にない2022/05/29

Hidekazu Asai

0
図書館から借りてきたのですが、政権側の「同一労働同一賃金」政策の過程がわかるのですが、あまりにも、つまらないので、読むのを途中でやめました。 ひとつ、収穫なのは、安倍首相の棒読み答弁が活字として記録されている、その活字となった答弁を読めば読むほど、いかに、安倍首相がまったく何も考えていないあほということがわかります。2018/12/10

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