内容説明
日本経済学会の歩みを貴重な資料と膨大なデータから丹念にたどりつつ、日本における経済学発展の軌跡を描き出すとともに、最前線の理論・実証研究と学史的考察から今後の経済学のあり方を展望する。
目次
第1部 回顧編1(戦前の日本経済学会;日本経済学会の歩み―戦後復興期から「理論・計量経済学会」誕生まで:1945~67年 ほか)
第2部 回顧編2(機関誌編集から見た日本経済学会の歩み;大会報告論文と機関誌掲載論文に見る研究分野と研究スタイルの変遷)
第3部 展望編1(経済理論は何を明らかにし、どこへ向かってゆくのだろうか;現代景気循環論の展望 ほか)
第4部 展望編2(報告 経済学の基礎としての人間研究―学史的考察;討論1 思想と理論と政策と ほか)