出版社内容情報
現代語化の素案作成に携わった編者が経緯を説明した上で、法務省の立法担当官が改正点を細かく解説。さらに、学習上の留意点につき気鋭の学者陣が丁寧に説く。
内容説明
市民生活の基本法である民法が全面的に現代語化された。原則として実質的な改正は行われていないが、そのポイント、経緯、歴史的な意味を知ることは、民法を学ぶ者にとって必要不可欠であろう。本書は、それらを明らかにしつつ、立法担当官による詳細な解説、さらに学習上の留意点をも提示する、新しいタイプの解説書である。新旧対照全条文等の資料も充実し、既習者・未習者を問わず必携。
目次
第1章 現代語化新民法典の誕生(民法典の歴史;近時の民法改正・特例法制定の状況 ほか)
第2章 民法一部改正の経緯と概要(改正に至る経緯;現代語化の要点 ほか)
第3章 学習上留意すべき点(総則;物権・担保物権 ほか)
補章 民法典の歴史(民法典編纂前史;旧民法典の編纂 ほか)
資料 言い換え・条番号変更一覧表
著者等紹介
池田真朗[イケダマサオ]
慶応義塾大学教授
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