内容説明
憲法編「判例の動き」と78件の判例、民法編「判例の動き」と87件の判例、刑法編「判例の動き」と83件の判例。判例年月日索引(判例・評釈情報付)/条文索引。
目次
憲法(ハンセン病国家賠償訴訟熊本地裁判決;モデル小説による人格的利益の侵害と差止め―「石に泳ぐ魚」出版差止請求事件;早稲田大学江沢民講演会名簿提出事件とプライバシー権 ほか)
民法(不正競争防止法・商標法の違反を認識してなされた契約の効力;民法94条2項・110条の法意による建物所有権取得と敷地賃借権;取得時効完成後の共同相続における時効の援用 ほか)
刑法(殺人の実行行為と早すぎた構成要件実現;トンネル火災事故についてケーブル接続工事業者の予見可能性を肯定した事例―近鉄生駒トンネル火災事故最高裁決定;工事施工上の管理・監督責任の発生根拠―国分川分水路トンネル事件 ほか)