内容説明
現代社会は刑法の目からどのように見えるのだろうか―初めて刑法を学ぶ人が現在の法律・学説・実務について基本的な理解を得られるように、具体的事例を挙げながら、総論・各論をバランスよく１冊で解説。
目次
第１章 刑法の歴史と基本原則
第２章 犯罪の一般的な成立要件
第３章 個人に対する罪
第４章 公共に対する罪
第５章 国家に対する罪
第６章 刑罰と刑の量定
著者等紹介
浅田和茂［アサダカズシゲ］
１９４６年生まれ。１９６９年京都大学法学部卒業。１９７１年京都大学大学院法学研究科修士課程卒業。現在、立命館大学法科大学院教授
内田博文［ウチダヒロフミ］
１９４６年生まれ。１９６９年京都大学法学部卒業。１９７１年京都大学大学院法学研究科修士課程卒業。現在、九州大学大学院法学研究院教授
上田寛［ウエダカン］
１９４７年生まれ。１９７０年京都大学法学部卒業。１９７４年京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、立命館大学法学部教授
松宮孝明［マツミヤタカアキ］
１９５８年生まれ。１９８０年京都大学法学部卒業。１９８５年京都大学大学院法学研究科博士後期課程学修退学。現在、立命館大学法学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
4
2008年 第2版補訂。2016.4には第3版補訂。その間に性犯罪などの厳罰化が行われている。▲第3章 個人に対する罪 4.性的自由に対する罪 「刑法第22章」〈わが国の刑法第22章は「わいせつ、姦淫及び重婚の罪」という表題のもとに、「性」に関する雑多な犯罪を、しかも社会的法益に対する罪として寄せ集めている。だが、近時これを二分して、「性的自由に対する罪」［…］及び「性的風俗に対する罪」に整理することが普通になっている〉。元は結婚に関する事柄だよな。2019/03/18
