内容説明
さまざまな制度・政策や実践活動、思想によってつくられてきた社会福祉。その大きな流れを、資本主義の発展段階と対応させながら学びます。個人の自由と社会の福祉を追求してきたイギリスを中心に描き出します。
目次
社会福祉のあゆみを学ぶ
第1部 初期の貧困者対策(貧困問題の発生と旧救貧法;旧救貧法下の社会思想 ほか)
第2部 福祉国家体制の背景と形成過程(社会主義の台頭;貧困調査の意義 ほか)
第3部 ベヴァリッジ体制確立から今日に至るあゆみ(ベヴァリッジ体制の展開;パーソナル・ソーシャル・サービスの形成と展開 ほか)
第4部 日本の社会福祉のあゆみ(第2次世界大戦前の慈善・社会事業;第2次世界大戦後の社会福祉 ほか)
社会福祉思想の軌跡
著者等紹介
金子光一[カネココウイチ]
1963年東京都生まれ。1992年ロンドン大学(LSE)大学院社会科学・社会福祉行政学専攻研究生課程修了。1996年日本女子大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期修了。1986年より淑徳中学・高等学校教諭(社会科・数学科担当)。1993年より淑徳大学社会学部社会福祉学科研究助手、専任講師、助教授を経て、東洋大学社会学部社会福祉学科助教授・博士(社会福祉学)。主著『ビアトリス・ウェッブの福祉思想』(ドメス出版、1997年)は、第1回安田火災記念財団(現、損保ジャパン記念財団)賞(著書部門)受賞、2000年。社会事業史学会「第20回社会事業史文献賞」受賞、2001年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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