内容説明
ようこそ、憲法の世界へ!映画、マンガ、小説、新聞記事から22のテーマを選び、「対話」方式や「ゼミナール」方式、そして大胆な「たとえ話」などを使いこなして、思いきりおもしろく解説。
目次
1 人としての基本的な権利(校則は拘束?―子どもの人権;欲しいのはまず選挙権―外国人の権利;わたしの秘密―プライバシー権;何の自己決定か?―自己決定権;再婚は半年後?―法の下の平等(1) ほか)
2 民主政治のしくみ(人権の条件―平和主義;皇室外交?―天皇;裁判はだれのために―裁判所;だれが憲法の番をするのか―司法審査制;両院は車の両輪―国会(1) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sato yu
4
日常の事象に対して、憲法などの観点からみた説明をしてくれている。憲法を学ぶ初歩として、読む価値があると思った。2012/10/04
アルゴン
3
★★★☆ 憲法というと、行政や有事法制などのしちめんどくさい問題ばかり扱っているイメージがありましたが、この本を読むと、憲法があらゆる事柄を考えるにあたっての基本的な法律なんだなと分かります。全体的に「さわり」を紹介するものなので、これまで避けてきた部分は学ぶところも多かったのですが、元々興味があるところはさらっと読んじゃったなあ。2012/03/01
佐守
2
入門書としては妥当なレベルだと思う。けど後半の書き方には笑わされた。2009/12/19
takizawa
2
もっと早く出会いたかった本。判例の具体的な背景なんかは聞き辛いので、読んでよかった。2008/11/01
コオロ
1
エアコン代を惜しんで本を買いあさっていた学生時代は、健康で文化的な最低限度未満の生活をしていたのか……。2024/01/06