出版社内容情報
時間と空間が一体になって論じられるようになった「空間論的展開」のセカンド・ステージにおいて,近代をどう読み替えることができるか,近代日本の社会的編成のあり様を基軸に据え,経験的・具体的に論じる。最新の社会理論の豊富化を社会学の立場から図る注目の書。
目次
プロローグ
第1章 時間―空間とモダニティ
第2章 近代日本の社会的編成と「時間と空間」の均質化
第3章 町内会/近隣メタファーと「空間と場所」
第4章 戦後日本の向都離村と同窓会のメンタリティ
第5章 近代の居住空間と「住まうこと」の復権
第6章 グローバル化と瞬間的時間のメカニズム
第7章 地域通貨における時間と空間
第8章 プライメイト・シティからアジア・メガシティへ
エピローグ
内容説明
空間が時間と一体となって論じられるようになった「空間論的転回」のセカンド・ステージ。近代日本の社会的編成のあり様を基軸に据え、それがどのようにして戦後日本社会の水脈をなしているかを歴史具体的・経験的に論じて、最新の社会理論の豊富化を企図する。
目次
第1章 時間‐空間とモダニティ
第2章 近代日本の社会的編成と「時間と空間」の均質化―地域社会のグライヒシャルトゥングの歴史的位相
第3章 町内会/近隣メタファーと「空間と場所」
第4章 戦後日本の向都離村と同窓会のメンタリティ
第5章 近代の居住空間と「住まうこと」の復権
第6章 グローバル化と瞬間的時間のメカニズム
第7章 地域通貨における時間と空間―アーバンネットの活動に寄せて
第8章 プライメイト・シティからアジア・メガシティへ―アジア像の再審のために
著者等紹介
吉原直樹[ヨシハラナオキ]
1948年徳島県に生まれる。1972年慶応義塾大学経済学部卒業。1977年慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。その後、立命館大学助教授、神奈川大学教授を経て、現在、東北大学大学院文学研究科教授。専攻は都市社会学、アジア社会論
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