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心の育ちと文化

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784641076464
  • NDC分類 143
  • Cコード C1011

出版社内容情報

人間の生涯にわたる心の育ちに,人間関係を中心としたいろいろの水準の社会の条件を媒介として,
文化がどのように関与しているかを,歴史的視点を交えて描いた積年の労作。生涯学習のテーマとして
人間の心の育ちに関心あるすべての人びとに参考になる必読の書。

   《主な目次》
第1部 人間の成長と文化
 1章 民族の心理学
 2章 人間の育ちと文化の働き
 3章 人間の育ちと4つの社会的役割
第2部 生涯にわたる生活への視点
 4章 近世日本の子育て
 5章 母親・父親役割観の歴史
 6章 生涯発達とライフコース像
第3部 健やかな心の成長をめぐって
 7章 慈しみ育む心と技能
 8章 「自分は必要とされている」という感覚
 9章 人間形成と社会の倫理

内容説明

人の心は生涯にわたって育ち、相手の心を育てる。この過程に歴史性をもつ民族の文化がどうかかわるのか。詩歌、諺、子育て論などを取り上げて考察し、現代の問題を解く考え方を提起する。

目次

第1部 人間の成長と文化(民族の心理学―民衆の心理学と専門家の心理学の共通源泉;人間の育ちと文化の働き;人間の育ちと4つの社会的役割)
第2部 生涯にわたる生活への視点(近世日本の子育て;母親・父親役割観の歴史;生涯発達とライフコース像)
第3部 健やかな心の成長をめぐって(慈しみ育む心と技能;「自分は必要とされている」という感覚;人間形成と社会の倫理)

著者等紹介

小嶋秀夫[コジマヒデオ]
1937年京都市生まれ。1964年京都大学大学院教育学研究科博士課程を終える。1968年教育学博士。現、京都学園大学教授(人間文化学部)、名古屋大学名誉教授・放送大学客員教授。元、名古屋大学教授、ミシガン大学トヨタ客員教員、オランダ人文学社会科学高等研究所滞在研究員など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。