内容説明
本書は、かつて神戸大学での講義のテキストとして書いたものに、最近の法改正を織り込んだ。本書は全般について概要を知りたいと思ったときに適当な書物である。会社での商品開発の討議の際に、予め常識をつけてもらうため、本書を役立てることも考えられる。新入社員や特許事務所の新所員に読ませるために役立てられる。また、弁護士などの実務家にとっても、最近とみに改正が多かった知的財産法について、知識の再整理のために必要。
目次
第1部 工業所有権法(工業所有権;工業所有権の登録手続;工業所有権の実施と使用 ほか)
第2部 著作権法(著作物;著作権の成立;著作権の効力と利用)
第3部 知的財産法(知的財産の特性;知的財産法の体系;知的財産保護の今日的性格)