内容説明
本書において、わが国の弁護士制度の問題点が多彩な視点から指摘されているが、同時にそれを克服しようとする弁護士自身の情熱と努力を、ひろく読者に知っていただけるであろう。
目次
法化社会における弁護士役割論―民事分野を中心として
人権と自治の開化を求めて―人権課題と弁護士像の展望
規制緩和とプロフェッショナリズム―21世紀への課題
自由競争論の中の弁護士像と「民衆の弁護士」
弁護士の需要と供給
WTO体制下における弁護士業の法的枠組
アメリカにおける「民衆の弁護士」たち
企業法務における弁護士の役割
民事司法過程における弁護士の役割
弁護士職の自己変革による日本社会の変革を求めて〔ほか〕