出版社内容情報
信頼できる本格的注釈書。本書は実子の各条を対象とする。わが国の親子法制のポイントである嫡出性の確認・認知・認知の効果および子の氏につき,人工生殖の問題を含め,理論と実際の両面から詳細に解明し,親子法の将来を展望する。
内容説明
本巻は、第4編「親族」第3章「親子」の規定のうち、「実子」の節の各条を対象とする。わが国の親子法制のポイントである嫡出性の確定、認知および子の氏につき、生殖補助医療の問題を含め、理論と実際の両面から詳細に解明し、親子法の将来を展望する。
目次
第1節 実子(家族法からみた人工生殖;親子関係存否確認の訴え(嫡出の推定;父を定めることを目的とする訴え;嫡出の否認;嫡出否認の訴え;嫡出の承認;嫡出否認の訴えの出訴期間;成年被後見人の否認権と出訴期間 ほか))
著者等紹介
中川善之助[ナカガワゼンノスケ]
大正10年東京帝国大学法学部卒業。元東北大学名誉教授・金沢大学学長
米倉明[ヨネクラアキラ]
昭和34年東京大学法学部卒業、早稲田大学法科大学院教授
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