氷河期の極北に挑むホモ・サピエンス―マンモスハンターたちの暮らしと技 (増補版)

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氷河期の極北に挑むホモ・サピエンス―マンモスハンターたちの暮らしと技 (増補版)

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  • サイズ B5判/ページ数 242p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784639026310
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C3022

内容説明

牙・角製道具に秘められたひみつとは。出土遺物の詳細な考古学的観察と過酷な条件下での製作・使用実験から、酷寒の地に暮らしたマンモスハンターの製作技術の実態に迫るとともに、北方ユーラシアにおける旧石器時代研究の到達点を示す。東グラベット文化の女性像をめぐる最新研究、角の打製剥離技術を物語る新発見例、人類の極北への拡散に関わる最新の研究動向を紹介した3論考を追補。

目次

第1部 牙と角のわざのひみつ(マンモスの牙、トナカイの角:かたちとなりたち;マンモスの牙とトナカイの角加工法の研究史;基本的な観察と考古学的な観察;マンモスの牙とトナカイの角の剥離実験;角と牙のたわみ実験―形状記憶 ほか)
第2部 酷寒に挑む旧石器時代の人びとと技―北方ユーラシアにおけるホモ・サピエンスとマンモスハンターの起源(酷寒の地に足を踏み入れたのは誰か?;旧石器時代における環境と文化の変遷史;寒さを味方にした人びと―マンモスハンターの文化の成立と展開;マンモスの骨格住居とマンモスの絶滅問題;マンモス牙製の槍に守られた少年・少女たち ほか)

著者等紹介

フロパーチェフ,ゲンナジー・アドリフォヴィッチ[フロパーチェフ,ゲンナジーアドリフォヴィッチ] [Khlopachev,Gennadij Adoljfovich]
歴史学修士。ロシア科学アカデミーピョートル大帝記念人類学民族学博物館(クンストカーメラ)考古学課主任。ロシア・レニングラード市(当時)生まれ。国立レニングラード大学(1992年以降国立サンクト・ペテルブルグ大学に名称変更)で考古学を学んだ後、ロシア科学アカデミーピョートル大帝記念人類学民族学博物館(クンストカーメラ)に勤務。2004年、論文「後期旧石器時代のマンモス象牙加工技術(ロシア平原中央の遺跡資料に基づく)」(Технология обработки бивня мамонта в эпоху верхнего палеолита;по материалам стоянок центра Русской равнины)に基づき、修士号を取得。1999年に、ロシア科学アカデミー人類学民族学博物館によるデスナ川旧石器研究調査を主催し、ロシア及びウクライナ両国に広がるデスナ川流域の後期旧石器時代遺跡の考古学研究を総合的に行った他、20年間に及ぶ豊富なフィールド調査の実績を持つ。また、国立サンクト・ペテルブルグ大学(ロシア)をはじめ、パリ大学、マルセイユ大学、ツールーズ大学(フランス)にて講義・講演を担当

ギリヤ,エヴゲニー・ユリエヴィッチ[ギリヤ,エヴゲニーユリエヴィッチ] [Girja,Evgenij Yurjevich]
歴史学修士。ロシア科学アカデミー物質文化史研究所評議員、及び国際使用痕研究情報センター「Trseo‐2」主任。ウクライナ・ドネツク州ゴルロフカ市生まれ。ノボアゾフスク市郷土博物館のインストラクター及び館長を務めた後、国立レニングラード(現在サンクト・ペテルブルグ)大学、歴史学部考古学講座で本格的に考古学を学ぶ。1984年、大学卒業とともに、ソ連科学アカデミー考古学研究所レニングラード支部(現在ロシア科学アカデミー物質文化史研究)に勤務。1993年、修士号を取得。その間、国立サンクト・ペテルブルグ大学にて「実験考古学」の講義を担当するとともに、モスクワ大学、ノボシビルスク大学(ロシア)、バルセロナ自治大学(スペイン)、マールブルグ・フィリップス大学(ドイツ)などでも講義・講演を行う。また、フィールド調査も30年以上に及び、ウクライナ、リトアニア、モルドヴァ、コーカサス、中央アジア、ヤクーチア、チュコトカ、極東地域、アメリカ合衆国などロシア国内、諸外国の各地に足跡を残す。2005年以来、コスチョンキ石器製作実験・使用痕研究チームの主任も務めている

木村英明[キムラヒデアキ]
史学博士。ロシア科学アカデミー名誉博士。白滝ジオパーク交流センター名誉館長。札幌市生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻を修了し、札幌大学に勤務。文化学部、及び大学院教授を経て、2008年退職。その間北海道での考古学調査、イラク・ロシアでの海外調査・留学など

木村アヤ子[キムラアヤコ]
札幌生まれ。同志社大学文学部文化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。