日本の音楽家を知るシリーズ
冨田勲―伝統と革新を融合させた巨星

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  • サイズ B5判/ページ数 112p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784636943290
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0023

内容説明

冨田勲という生き方と音楽。「シンセサイザー」「サラウンド」「サウンドクラウド」心と感情で未来へ挑み続けた開拓者の軌跡。

目次

第1章 出生と歩み
第2章 音楽家への第一歩
第3章 映像音楽の作曲者
第4章 シンセサイザーとの出会い
第5章 シンセサイザー音楽家という生き方
第6章 大いなる晩年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

7
冨田さんは作曲家としての初期のころ、NHKの仕事をしてらっしゃいました。「天と地と」などの大河ドラマや番組のテーマなど、沢山の音楽を手掛けられてきたのですが、「今日の料理」のテーマが富田さんの作品だというのは、この本で初めて知りました。冨田さんといえばムーグシンセサイザーですが、これを輸入したときに税関から「この大きな機械が楽器だと証明して欲しい」と言われて困ったという話にはビックリです。確かに楽器というよりは電話交換機のような見た目ですからね。当時の人たちが理解できなかったのは当然だったと思います。2019/07/11

たいそ

4
2017年。冨田勲氏の生き方。以前「音の雲」を読んだことがあるのだが、晩年の話は知らなかったので興味深く読めた。多くの貴重な写真もよかった。シンセサイザーの頃は強面な印象だったが、その後、だんだんと温かい笑顔が増えていくのがおもしろかった。氏のシンセサウンドも好きだが、番組テーマ曲(本書にはないが「マイティジャック」や「戦えオスパー」も)気に入っている。「新しいユニークな音とは、今までに自分が聴きなれた音からわずかに離れたところにあり、そこから離れるにしたがって雑音に近くなり、無機質な音になっていく。」2017/09/08

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