内容説明
1950年のアンナプルナ初登頂から60年を経た今日に至るまで、ヒマラヤ登山はどのように変遷し、どこに向かっていこうとするのか。『岩と雪』元編集長による8000メートル峰登攀史の集大成。
目次
マウント・エヴェレスト
K2
カンチェンジュンガ
ローツェ
マカルー
チョー・オユー
ダウラギリ1峰
マナスル
ナンガ・パルバット
アンナプルナ1峰
ガッシャブルム1峰
ブロード・ピーク
ガッシャブルム2峰
シシャ・パンマ
著者等紹介
池田常道[イケダツネミチ]
1944年埼玉県生まれ。69年に山と溪谷社に入社。1972年から「岩と雪」の編集に携わり、77年から95年の休刊まで編集長を務める。雑誌編集のかたわら、『高所登山研究』『ヒマラヤ研究』『ビッグ・ウォール・クライミング』などの山岳書を企画・編集。現在、複数の山岳雑誌に連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みき
1
そこに山があるから登る、という言葉の正しさをこれでもかというくらい読まされた。登山の歴史を文字でぐりぐりと頭にたたきこまれる印象。すごいけど、理解できない。2017/01/22
Masaki
0
ヒマラヤには8000m超の山が14座あるそうです。いずれも1950-60年代に登頂されていきます。その歴史をつづった本です。ただ初登頂のあとが、すごいです。わざわざ、難しいやり方で登ろうとします。新しいルートであったり、単独での登頂だったり、冬季の登山だったり、登山家というのはマゾなんでしょうかね?まあたぶんいろんな意味での世界初を求めているんでしょうが。もちろん、多数の遭難者がでます。それでも登るんですね。私自身は山には登らないのでよくわからないんですが。ある意味すごいモチベーションですね。2017/01/10