• ポイントキャンペーン

日本と中国における「西洋」の発見―19世紀日中知識人の世界像の形成

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784634649606
  • NDC分類 222.068
  • Cコード C1022

内容説明

1842年、アヘン戦争で清がイギリスに敗北したあと、黒船来航までわずか11年。この間、欧米列強のアジア進出、南下するロシアという危機的情況に、日本と中国の知識人は、どう対処しようとしたのか。

目次

中国における「海」の発見
第1章 幕末・清末の日中両国の世界認識
第2章 アヘン戦争の衝撃
第3章 世界の発見―日中の知識人の精神軌跡
第4章 日本・中国・西洋―三角測量の視点
第5章 明治日本の衝撃
終章 近代化の現代的意義

著者等紹介

銭国紅[センコクコウ]
1960年、中国湖南省生まれ。南開大学大学院世界地域史・国別史専攻博士課程修了、歴史学博士。早稲田大学外国人研究員、国際日本文化研究センター客員助教授、ハーバード大学客員研究員を経て1998年から大妻女子大学専任講師。2001年から大妻女子大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。