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Musaea Japonica
タンカの世界―チベット仏教美術入門

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  • サイズ A5判/ページ数 131p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634646704
  • NDC分類 722.2
  • Cコード C0022

内容説明

仏教の世界観を示すコスモグラム「曼荼羅」。インドに生まれ、ネパールあるいはシルクロードを経由してチベットに伝えられた「タンカ」(軸装仏画)の神秘的な世界も、丁寧にみてゆくと羅漢や毘沙門天など、わたくしたちにも馴染みの深い神仏に彩られている。貴重なコレクションにより、明らかにされるチベット仏教美術の世界。

目次

第1章 タンカとは何か(タンカの起源;タンカの製作と表装 ほか)
第2章 チベット仏教美術の歴史(吐蕃王国の成立;チョカンとラモチェの創建 ほか)
第3章 曼荼羅とツォクシン(曼荼羅とは何か;四種のタントラとその曼荼羅 ほか)
第4章 チベット仏教美術のジャンルとその図像(如来;仏伝とジャータカ、アヴァダーナ ほか)
第5章 チベット仏教美術の現在と未来(チベット動乱と文化大革命中の破壊活動;国外に流出した仏教美術 ほか)

著者等紹介

田中公明[タナカキミアキ]
1955(昭和30)年、福岡県生まれ。1979年東京大学文学部卒(印度哲学専攻)。1984年同大学大学院博士課程満期退学。東京大学文学部助手(文化交流)を経て、1988年(財)東方研究会研究員、ハンビッツ文化財団(ソウル)学術顧問、シアトル大学東アジア校(那覇)客員教授。この間東京大学(1992、1994、1995、1996、2001)、拓殖大学言語文化研究所(1994、1998)、三重大学(1995)、慶応大学(2001)等で講師[いずれも非常勤]を歴任。ネパール留学(1988~89)、英国オックスフォード大学留学(1993)ほか、数次にわたってチベット仏教圏を調査。インド・チベット・ネパールの仏教と美術に関する著作論文多数(詳細は本書参考文献を参照)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ハヤブサの竜

1
もう少しタンカの写真が欲しいところじゃが。チベットの歴史に則した照会文などはたいへん解かりやすかった。韓国の財団も粋なことをするものじゃ。 後、文化大革命だけは許せん2014/07/29

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