出版社内容情報
国際的教育研究ネットワークの成果をもとに米独仏日におけるグローバル・ヒストリー研究の過程と新しい歴史研究の方法を紹介
内容説明
グローバル・ヒストリーはどのように生まれ発展してきたか。アメリカ・ドイツ・フランス・日本におけるグローバル・ヒストリー研究の過程と、新しい歴史研究の方法を紹介する。
目次
グローバル・ヒストリーの豊かな可能性
第1部 西洋諸国と日本におけるグローバル・ヒストリー(グローバル・ヒストリーへといたるいくつかの道―新しい世界史;ドイツにおけるグローバル・ヒストリー;フランスにおけるグローバル・ヒストリー―過去と現在 ほか)
第2部 グローバル・ヒストリーの方法(日本史の立場からトランスナショナル・ヒストリーを書く;布と衣の世界史の構築とグローバル・ヒストリー;グローバル・ヒストリーから見た観光史研究 ほか)
第3部 グローバル・ヒストリーの実例(グローバルな時代におけるドイツのナショナリズム―移動と移り変わるネイションの概念(1880~1914年)
複数の尺度とローマ―グローバルな次元での知の生産
啓蒙の時代の論争におけるオランウータン―グローバルな知の歴史の一事例? ほか)
著者等紹介
羽田正[ハネダマサシ]
東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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