その後の鎌倉―抗心の記憶

個数:
  • ポイントキャンペーン

その後の鎌倉―抗心の記憶

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 08時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634591141
  • NDC分類 213.7
  • Cコード C1021

出版社内容情報

鎌倉時代後も後の日本の歴史を規定した「鎌倉」を考える1.中世後期東国史の大局を語る2.鎌倉の史跡に宿された記憶を掘り起こす鎌倉時代は幕府の終焉で幕を閉じる。しかし「鎌倉」はその後も日本の歴史を規定した。本書では、その鎌倉を2つの視点で考える。第?部では、中世後期東国史の大局を語る。第?部では、鎌倉の史跡に宿された記憶を掘り起こす。

関 幸彦[セキ ユキヒコ]
著・文・その他

内容説明

知っていますか?鎌倉幕府滅亡後の「鎌倉」。鎌倉“通”なら知っておきたい鎌倉府鎌倉公方…武家政権の特別区、鎌倉の奥行きを探る。

目次

第1部 時の記憶(鎌倉府以前―「三鱗」から「二引両」へ;鎌倉府の時代―公方たちの群像)
第2部 場の記憶(鎌倉幕府終焉史跡群;鎌倉府関連史跡群)

著者等紹介

関幸彦[セキユキヒコ]
1952年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程修了。学習院大学助手などを経て、日本大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

9
18年刊。「その後」とは鎌倉幕府滅亡後のこと。以降享徳の乱により鎌倉が「亡所」となるまでの鎌倉の歴史を、京都への「抗心」という図式で、前半は年代記的に、後半は場所に即して論じたもの。場所の記憶に着目した後半は興味深い視点ですが、地図が一枚もないのは残念。また鶴岡八幡宮―若宮大路を平安京の大内裏―朱雀大路に見立てる説にも疑問。2022/02/09

吃逆堂

2
「抗心の記憶」の物語とするというのはわからなくもない。だが、ここ10~20年ほどの研究成果を無視して二次史料を軸に通史を描くものを、今出す意味があるのか。そして、鎌倉幕府滅亡後の鎌倉を「その後」というのは、歴史学者の態度として果たして適切なものなのか。得るものは乏しく、疑念だけが残った。2019/02/10

こまさん

1
「その後」とは鎌倉幕府滅亡後との意味。あとがきでも述べられているように、「物語」的な叙述である。同じくあとがきでも述べているように、『鎌倉大草紙』を中心とした叙述が多い。その点、近年では相対化されつつあった鎌倉府の幕府への“抗心”が全面に押し出されている。『鎌倉大草紙』の再評価は議論があるかもしれないが、現段階での大草紙重視は、「復権」というより「後退」を意味すると思う。2019/01/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13298065
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。