出版社内容情報
近世の甲斐国国中地域の神社を分析対象として、その社家(神職の家柄)の組織や活動を考察することで、社家が近世社会の中でいかにその身分を確立していったのかを明らかにする。
目次
第1部 勤番体制と社家集団(勤番体制の成立―永禄~寛永期;八幡宮支配体制の成立―寛永~享保期;勤番体制の深化と変容―慶長~天明期 ほか)
第2部 神主の家とその活動(兼帯社支配にみる神主と氏子;神社経営における神主と氏子;神主の経済活動)
第3部 勤番除社とその周辺(勤番除社の成立;地域大社の実態について;補論 国中地域の神社朱印状について)
著者等紹介
西田かほる[ニシダカオル]
1964年群馬県に生まれる。1988年学習院大学文学部卒業。1994年学習院大学大学院人文科学研究科単位取得退学。1994年学習院大学史料館助手。現在、静岡文化芸術大学文化政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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