物語の舞台を歩く
義経記

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784634225008
  • NDC分類 913.436
  • Cコード C0321

内容説明

『義経記』の魅力を、華やかな若武者から落魄の逃亡者へと歩んだ義経の足取りをたどることによって明らかにしました。義経の生まれ育った京の地に始まり、奥州衣川で亡くなった弁慶の立ち往生の石にいたるまで、各地を訪ねるなか、それぞれの場がどうして登場したのか、何の意味をもっていたのかを考えてみました。

目次

1章 義経の成長の場を訪ねて
2章 奥州下りの道をゆく
3章 鬼一法眼と弁慶
4章 頼朝との対決
5章 北陸落ちの道すがら
6章 義経・弁慶最期の地をゆく

著者等紹介

五味文彦[ゴミフミヒコ]
1946年生。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻は日本中世史。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

春日

4
義経記の記述に沿って、関連の土地、史跡を巡る本。見開き右ページには資料、左ページに文の体裁で、資料と文がきちんと対応しているので見易いです。写真や地図も充実しています。よくこの手の解説本では、文のなかで言及しているもののどの写真なのか、地図のどの場所なのかわかりにくかったり、写真が足りないことがあると感じるのですが、この本はよく行き届いていると思います。自分の足では巡りきれない史跡巡りの助けに。2013/11/09

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