ミロク信仰の研究 (新訂版 新装復刊)

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ミロク信仰の研究 (新訂版 新装復刊)

  • 宮田 登【著】
  • 価格 ¥6,380(本体¥5,800)
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  • サイズ A5判/ページ数 392,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784624100131
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0014

出版社内容情報

姉崎賞受賞の旧著(1970年刊)において日本民衆の救済観を描いた本書は、その後の研究調査の成果を吸収しつつ、琉球韓国のメシア思想とも比較した質量共に優れた成果である。

内容説明

姉崎賞受賞の旧著(1970年刊)において日本民衆の救済観を描いた本書は、その後の研究調査の成果を吸収しつつ、琉球韓国のメシア思想とも比較した質量共に優れた成果である。

目次

序論 第1章 伝承態としてのミロク信仰
第2章 ミロク下生の系譜
第3章 ダイシ信仰とミロク
第4章 富士信仰とミロク
第5章 世直しとミロク信仰
第6章 大本教とミロク
第7章 沖縄のミロク信仰
第8章 「ミロクの世」の構造
総括
補論 日本民俗学の理論的課題

著者等紹介

宮田登[ミヤタノボル]
『ミロク信仰の研究』(1970年刊)にて姉崎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てれまこし

5
日本の弥勒信仰には終末論的要素が希薄であり、富士行者、大本教などの例外はあるが、救世主への願望もあまりない。弥勒の世とはただ豊作の年という自然宗教的なものの域を出ない。だから堕落と救済に分ける歴史観もない。日本人の循環的な時間感覚と関係がありそうだが、果たしてこれが初めからそうなのか、それとも日本的千年王国思想が形骸化したものであるのか。改元だけじゃなく一向一揆や米騒動などにもミロクの世への期待があったとすると、政治的変革の力も皆無ではない。幕末の「ええじゃないか」と明治維新とも無関係ではないかもしれない2019/07/31

日暮里の首領様

2
これは今年読んだ中で、間違いなく十指に入る本。日本古来の民俗宗教としての伝統的メシア観に、仏教の弥勒下生論が結びついたものを「ミロク信仰」と概念化。ミロク踊り、私年号、巳年信仰、金華山、富士山、山岳異界信仰、修験道、ダイシ信仰、地震世直しと鹿島信仰、沖縄、そして大本教…。時空間ともに巨大なスケールで、日本におけるミロク=メシア信仰の歴史が語られる。そこで明らかにされるのは、(大本を例外として)政治的な「世直し」には繋がらない、日本のメシア信仰の脆さである…。2012/12/18

thuzsta

0
柳田国男の影響力を知った。 民衆の中での弥勒信仰。終末感の混在が特に興味深かった。2012/10/25

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