出版社内容情報
現代ドイツにおいてハーバーマスとともにもっとも影響力のある思想家・社会学者ルーマン教授のシステム理論の基本をなす〈信頼〉の問題を簡潔に論じたルーマン理論への入門書。
目次
第1章 準拠問題―社会の複雑性
第2章 存続と出来事
第3章 習熟と信頼
第4章 複雑性の縮減としての信頼
第5章 情報の引き受けとサクンションの可能性
第6章 個人的信頼
第7章 コミュニケーションのメディアとシステム信頼
第8章 戦術的構想―展開の機会および束縛としての信頼
第9章 信頼の信頼
第10章 信頼と信頼否定
第11章 信頼の用意
第12章 信頼と信頼否定の合理性