内容説明
本書は、近年、一層複雑化・多様化する日中合弁企業(日中ジョイントベンチャー)の経営実態を捉える。日本語と中国語2カ国語を駆使した聞き取り調査から、日中合弁企業に影響を与えるステークホルダーとの関係の形成・維持・展開に注視し、双方のダイナミックな関係性構築について段階的・包括的に論じる。
目次
序章 日中ジョイントベンチャーとは何か
第1章 日本企業の対中直接投資と役割
第2章 ステークホルダー・マネジメントの定義づけ
第3章 ステークホルダー・マネジメントを捉える理論
第4章 形成と発展に関する実証
第5章 成長プロセスにおけるインプリケーション
終章 日中ジョイントベンチャーの実態と今後の課題
著者等紹介
兪成華[ユセイカ]
1971年中国福建省生まれ。1995年4月来日。2001年東京都立大学経済学部卒業。2006年横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程修了、博士(経営学)。現在、横浜国立大学成長戦略研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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