出版社内容情報
【内容】
本書は、現代の経営学を取り巻く全体状況を包括的に概観するとともに、主要問題、基本傾向について言及する。規制の理論的枠組みをただ踏襲、適用するだけではもはや現代の状況を把握することはできない。多様な新しい見解を吸収し、大胆に問題提起することが今日の経営学に必要であり、その意味において本書の各章は定説に束縛されることなく、21世紀の経営学の方向を大きく見据えようという視点に立っている。
『叢書 現代経営学』（全20巻）の第１巻として、基本的諸問題を可能な限り的確に把握できるよう論述された、経営学にかかわる学生・研究者に贈る必読の一書。
【目次】
序章 新しい時代と経営学のパラダイム
1. 現代企業の情報と権力
2. 経営組織のオートポイエーシス
3. 「日本的経営」後のマネジメント・スタイル
4. ポスト・フォーディズムの動向
5. 経営のグローバル・ウェッブ化
6. 地球環境問題と企業の環境管理
7. 人間に優しい企業
8. 近代主義の破綻と新しい経営学
終章 21世紀と企業行動
内容説明
本書は、現代の経営学を取り巻く基本的諸問題を的確に把握し、これからの経営学のゆくえを見据える。
目次
序章 新しい時代と経営学のパラダイム転換―現代経営学の現状と展望
第１章 現代企業の情報と権力―企業経営の転換と権力構造の再編
第２章 経営組織のオートポイエーシス―オープン・システム理論から自己言及的システムの理論へ
第３章 「日本的経営」後のマネジメント・スタイル―「競争優位」源泉の遷移
第４章 ポスト・フォーディズムの動向―「フォーディズム」から「ポスト・フォーディズム」へ
第５章 経営のグローバル・ウエッブ化―その管理課題
第６章 地球環境問題と企業の環境管理―国際的動向とこれからの課題
第７章 人間に優しい企業―人間尊重経営とコーポレート・シチズンシップ
第８章 近代主義の破綻と新しい経営学―企業行動への規制
終章 ２１世紀と企業行動―実践と理論の課題と責任
