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大人の本棚
立原道造 鮎の歌

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622080466
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1393

内容説明

永遠の抒情詩人立原道造が生前に出版を構想していた物語集11編を、初めての普及版で贈る。

著者等紹介

立原道造[タチハラミチゾウ]
1914年7月30日、東京市日本橋区橘町に生まれる。1931年、第一高等学校に入学。在学中に一高短歌会会員となり、手製の詩集『さふらん』、『日曜日』、『散歩詩集』を制作。1934年、東京帝国大学工学部建築学科入学。10月、第二次「四季」(月刊詩誌)創刊、編集同人となる。1935年、小住宅(課題製図)の設計で辰野金吾賞を受賞。以後卒業まで3年連続受賞する。5月、同人誌「未成年」創刊。卒業後、石本建築事務所に入社。1939年2月、第1回中原中也賞受賞。3月29日、病状急変し永眠。享年26歳(満24歳8か月)

松浦寿輝[マツウラヒサキ]
1954年東京生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。詩人、小説家、表象文化論専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱせり

5
彼は恋をする。詩は甘く美しい。だけど、彼が愛していたのはもしかしたら自分自身だったのではないだろうか。彼はいつもひとりぼっち。だけど、彼の世界は充たされている。それはきっと寂しくないことよりも大切なものなんだね。こんな詩を書く立原道造には、もしかしたら、生身の恋など必要なかったのかも… 2012/11/24

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