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人生複線の思想―ひとつでは多すぎる

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622078227
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生も長いと問題は復路である。この後半をどう生きるか考えるのが複線の思想だ。『忘却の力』『失敗の効用』に続く人生論的エッセイ

人生をマラソンにたとえる人は多い。平均寿命が80歳ともなれば、確かにトラック競走よりは長距離である。とりわけマラソンに往路と復路のあるのがいい。人生もこう長いと問題は復路である。つまり帰りは第二生である。この後半をどう生きるか、これを考えるのが複線の思想である。『忘却の力』(¥2600 2008年 ISBN978-4-622-07399-4)『失敗の効用』(¥2300 2011年 ISBN978-4-622-07589-9、いずれも小社刊)につづく人生論的エッセイ。

内容説明

高齢化の社会を迎えて、年寄りはもとより、若者にとっても人生の展望を再考する時代が到来した。『忘却の力』と『失敗の効用』につづく、人生をめぐるヒントに満ちたエッセイを集成。

目次

言文近接
英文科の運命?
留学についての雑考
共生の経験
新経験主義
地理的思考
筆舌につくし難し
第五人称の読者
脱サイレント・モノローグ
辞書のイデオロギー〔ほか〕

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年愛知県に生まれる。47年東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。51年雑誌「英語青年」編集長。ついで「英語文学世界」「月刊ことば」を創刊、編集。その間、56年東京教育大学助教授、68年お茶の水女子大学教授。89年同大学名誉教授、同じく昭和女子大学教授。99年同大学退職。62年文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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