インフォームド・コンセント―患者が納得し同意する診療

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621072882
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C1047

出版社内容情報

《内容》 患者の自己決定権が確立されていない日本では、アメリカ社会で生まれ確立された「インフォームド・コンセント」という法的概念を、そのままの形で導入するのは到底無理なことである。しかし、患者の権利を守ることが重要であることは言うまでもない。本書では、我が国における生命倫理・医療倫理の第一人者である筆者が、アメリカ式インフォームド・コンセントの良い点を尊重しながら、歴史的な背景をふまえて「日本に馴染むインフォームド・コンセント」を具体的に提言・解説する。    

《目次》
第一章 北米における医療の倫理の革命的変化
第二章 インフォームド・コンセントの誕生
第三章 インフォームド・コンセントの解説 
第四章 日本の文化的環境におけるいわゆる告知の難しさ
第五章 カルテの開示についての提言
第六章 看護師のインフォームド・コンセントにおける役割
第七章 日本に馴染むインフォームド・コンセントの提言

内容説明

患者の自己決定権が確立されていない日本では、アメリカ社会で生まれ確立された「インフォームド・コンセント」という法的概念を、そのままの形で導入するのは到底無理なことである。しかし、患者の権利を守ることが重要であることは言うまでもない。本書では、我が国における生命倫理・医療倫理の第一人者である筆者が、アメリカ式インフォームド・コンセントの良い点を尊重しながら、歴史的な背景をふまえて「日本に馴染むインフォームド・コンセント」を具体的に提言・解説する。

目次

第1章 北米における医療の倫理の革命的変化
第2章 インフォームド・コンセントの誕生
第3章 インフォームド・コンセントの解説
第4章 日本の文化的環境におけるいわゆる告知の難しさ
第5章 カルテの開示についての提言
第6章 看護師のインフォームド・コンセントにおける役割
第7章 日本に馴染むインフォームド・コンセントの提言

著者等紹介

星野一正[ホシノカズマサ]
京都大学再生医科学研究所「ヒトES細胞に関する倫理委員会」委員長並びに先端医療センター生命倫理審議会会長。京都大学名誉教授。前・京都女子大学国際バイオエシックス研究センター教授。日本生命倫理学会初代会長・現理事。1927年東京生まれ。1949年卒後、母校東京医科歯科大学で産婦人科を専攻し1957年医学博士号取得後、渡米して産婦人科の主任レジデント。イエール大学医学部助手、講師の後、1962年にカナダに移住。西オンタリオ大学医学部講師、教授。1971年マニトバ大学医学部教授、ドイツ・フライブルグ大学医学部病理学研究所客員教授。1977年帰国し京都大学医学部教授などを経て現在にいたる
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