情報科学のための自然言語学入門―ことばで探る脳のしくみ

情報科学のための自然言語学入門―ことばで探る脳のしくみ

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621072691
  • NDC分類 801
  • Cコード C1055

内容説明

私たちヒトの脳の中には「文法」がある。この「脳内文法」のおかげで、私たちはことばを生み出し、それを理解することができる―では、この「脳内文法」のメカニズムは、はたして、どのようになっているのだろうか?本書では、具体例をあげながら、理科系で役立つ話題を中心に議論を展開していく。この上なく明解に解説された「理論言語学」の入門書。

目次

1 なんでだろう?脳が勝手に判断してしまう!
2 科学とは?理論とは?理論言語学とは?
3 自然言語の統語構造
4 句構造規則
5 X’理論
6 X’理論の妥当性を検証する
7 ことばの獲得
8 言語獲得のなぞを解く
9 外国語の習得と言語の系統発生
10 理論言語学から複雑系へ、そして人工知能へ

著者等紹介

畠山雄二[ハタケヤマユウジ]
1966年静岡県生まれ。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)。現在、東京農工大学工学部情報コミュニケーション工学科助教授。専門は理論言語学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アヲ

0
X'理論の導入部をさらりと。2013/04/20

牛タン

0
X'理論(cf. P.76,144)は面白そうだけど、論理の飛躍ありすぎてもう訳がわからない。同著者の『理系の人はなぜ…』もそうだけど、本の構成はいいのに極端に中身が薄いので途中で読む気が失せる。各章末の読書案内で紹介されている本は面白そうな本が多いので読んでみたい。2012/10/31

さっち

0
授業で。X'-理論2012/02/01

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