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我々は何処に行くのか―グレートジャーニー全記録〈2〉寄道編

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  • サイズ A5判/ページ数 397p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784620317519
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

内容説明

文明の進歩は人間に何をもたらしたのか。やさしさがなかったら、強さだけでは幸せになれない。異境に生きる異文化の人々を訪ない、人の愛おしさと、家族の絆の在り処を、探検家関野吉晴が模索した、もうひとつのグレートジャーニー。

目次

第1章 南米(カワスカルの少女マリア・ルイサ―チリ(プンタ・アレナス)
ウィジチェのカシケ カルロス・リンコマン―チリ(チロエ島) ほか)
第2章 中・北米(マヤの伝統を残す全霊祭―グアテマラ(トドス・サントス)
ナバホの国―アメリカ(アリゾナ州・ナバホ居留地) ほか)
第3章 極東シベリア(チュクチの勇壮なクジラ漁―極東シベリア(ロリノ村)
セイウチ祭―極東シベリア(エンメレン村) ほか)
第4章 モンゴル・ヒマラヤ(草原の少女プージェ―モンゴル(ウランバートル郊外)
カイラスの巡礼者たち―チベット(カイラス山) ほか)
第5章 中東・アフリカ(人類最初の森林破壊レバノン杉―レバノン(ベッカー高原)
モノを蓄えない社会と競争原理1 コエグ―エチオピア(クチュル村) ほか)

著者等紹介

関野吉晴[セキノヨシハル]
1949年、東京都墨田区生まれ。1975年一橋大学法学部卒業。1982年横浜市立大学医学部卒業。一橋大学在学中に同大探検部を創設し、1971年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や中央アンデス、パタゴニア、アタカマ高地、ギアナ高地など、南米への旅を重ねる。その間、現地での医療の必要性を感じて、横浜市大医学部に入学。1993年からは、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった約5万キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」に挑戦。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発して以来、足かけ10年の歳月をかけて、2002年タンザニア・ラエトリにゴールした。2004年7月からは、新グレートジャーニー「日本人の来た道」をスタート、5年がかりの旅になる予定。1999年、植村直己冒険賞(兵庫県日高町主催)。2000年、旅の文化賞(旅の文化研究所)受賞。武蔵野美術大学教授(文化人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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