内容説明
役者一家の真実。松本幸四郎の妻であり、市川染五郎、松本紀保、松たか子の母である著者が、高麗屋の女房として初めて語った、過去・現在・未来。
目次
真相
出会い
ふたり流の結婚式
ニューヨークから始まった
夫婦のかたち、家のかたち
“ドン・キホーテ”の娘
バスケットと信玄袋
三代襲名
空っぽの心
それでも舞台がある〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
13
綺麗な人だとは思うけれど残念ながらあまり面白くなかった2022/12/17
ムフィー
10
先日、松本幸四郎と松たか子の父と娘の往復書簡を読み、高麗屋を支える紀子さんとはどんな人なんだろうと興味が湧いて読んでみた。とても芯の強い、だけれども気負ったところがなくて素敵な方だなぁと思った。陰ながらのサポートに徹しながらも、それを義務感とかに感じずに、自分も一緒になって楽しめる方だからこそ、現場に、家族に、いい雰囲気を作り出せるのだなぁと思う。妻として母としてとても素敵な方でした。2016/02/18
Wisteria
8
妻として母としてひたむきに努力されてきた事が分かります。役者一家を支える心配りが勉強になります。紀子さん自身も女優のように美しいのに裏方に徹する姿がまた美しい。お姑さんを慕う気持ちを語る紀子さんは、嫁いだばかりの頃の初々しい気持ちを忘れない可愛らしい素直な方なんだなと感じました。2017/10/07
さおちゃん
4
松本幸四郎さんの奥様であり、松たか子さんのお母様である著者の、高麗屋の女房となるまでの道のりと、現在が書かれた一冊。現在と言ってもかなり前の著作ですが。読みやすいですし、歌舞伎役者さんに親近感がわきます。2013/03/16
あんこ
2
幸四郎さんのことが、ホントに好きなんだなあと。2009/05/29