内容説明
一瞬の、まばゆいほどの輝きとともに。あるいは月明のほのかさをもって…。子供たちの姿が浮かび上がる。49の掌編、49の味わい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
32
「毎日グラフ」に連載されていた小学生を主人公とした短編集。子供のあるあるが微笑ましかったり、少し意地悪な子がいたりして、どこにでもある親子、兄弟姉妹の日常なのですが、飽きる事なく読み進められました。2017/07/18
vodka
3
子どもの目線の超短編、ショートショート。「子供は、いつの世も同じようにナイーブで率直、はにかみ屋で気むずかし屋、ちょっぴり意地悪で小ずるく、そのうえ好奇心に満ちている」いい意味で今どきではない言葉がたくさん。子猫、バスタオル、メッセージがお気に入り。2021/02/08
sumie
1
子供たちの日常をすこしだけ切り取ったような短い話ばかり。やさしい言葉で書かれているので読みやすい。でも、心がざわざわするような話も混じっている。2011/06/12