出版社内容情報
ドルチェな快感?とろける乙女ノベル? ヴァニラ文庫 !
内容説明
舞踏会の夜に出会った皇子・テオによって、カタリーナは王宮に上がることに。皇子との恋なんて許されるわけがないと思っているカタリーナを、テオは甘い言葉と激しい愛撫で責め立てる。留まるところを知らないテオのアプローチにカタリーナも恋情を募らせるが、テオが婚約者候補の令嬢と逢瀬を重ねていると知り…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デイジー
11
★★★☆☆再読 ドナ本をチェック中。やはりこの作家さんは、読んでいて時々ハッとするような文章に出会う。作文ではなくて、小説が書ける作家さん。情緒豊かでウェットな感じがお上手なので、ドレス物よりは和物のほうが似合うかな。このお話自体は、サラっと楽しく読了。まあ、ドナるかなぁ~(^^;)2022/08/27
六花
10
動物&植物オタクな為変人呼ばわりされてるヒロイン。第二皇子だったが兄が毒殺され皇位継承者になったヒーロー。若干ヒロインのキャラにあざとさを感じてしまったが、恋愛に初なところが可愛かった。ヒーローはガッツいてたなぁー(笑)主役よりも脇役が魅力的。ヒーローの弟君は将来が楽しみ♪ヒロインのライバル?のお嬢さんには幸せになって欲しいなぁ…( ノω-、)2016/11/15
加那
2
最初に「あれ?ヒーロー、皇太子じゃないんだ?そうね。常にヒーローが王太子とは限らないもの。物語的に何か理由があるんだろうし」なんておもっていたら、理由があったぁーっっっ!(笑)物語は最初から結構いちゃいちゃしているばかりで、大したことはない。けど、弟との最後のエピソード。物語には蛇足的だけれど、私はいいエピソードだったなぁーと読了。2015/12/12
デイジー
1
★★★☆☆ちょい腹黒ヒーローと、天然系健気ヒロインの王道TL。破綻なく、伏線回収もスムーズできっちり作られたお話し。パトリツィアとテオが幸せになってくれたら大団円なんだけどな。さすがにそれはないか。2021/09/02
まとい
1
脇役パトリツィアの人生が悲劇だった。こっちのほうがある意味ドラマチック…… 主役のふたりはすれ違いというか、ただ言葉足らずな恋愛模様。我慢できないとタイトルにあるけど、振り回された感じが全くなかった。むしろ皇子さま真面目な印象。全体的にいまひとつ。2015/12/14