- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
メリは枕に顔をうずめて泣きじゃくった。なんて最悪な誕生日だろう。今日で十七歳になったメリは、兄の親友であるジャックに、長いあいだ秘めてきた恋心を思いきって打ち明けたのだ。結果は散々なものだった。ジャックは怯えたように後ずさると、恋愛対象には見られないと言い残し、振り返りもせず去ってしまった。ひどいわ。確かに私は太っていて醜いけど…あんまりよ。メリは顔を上げ、胸に誓った。いつか美しくなって彼を見返そうと。あれから十一年。復讐のチャンスはついにやってきた。ジャックが、メリの兄が建てたロッジに一カ月滞在するというのだ。歳月を経てセクシーな美女に変身したメリは、さっそくロッジに向かった。ともに一カ月滞在し、彼を誘惑するために。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
1
ヒーローストーカーじゃないですか~。2016/07/07
糸車
1
高いIQを持ち、自ら変り者と自覚しているヒロインとその仕事仲間の強い絆が素敵。腕力も体格も劣っているのを承知しながらも、ヒロインを傷つけるものに対して全力で立ち向かう姿に感動!子供の頃から大学に行き、普通の子供が経験することを逃してしまった彼らは、傍から見れば特別な人たちかも知れない。でもIQが高いからといって、感情も一足飛びに発達するわけではなくって。人と関わり、挫折したり喜んだりその中で成長する。ヒロインは初恋を乗り越えて前に進むつもりが、深い穴に落ちてしまう。人の気持ちはコントロール出来ないのよね。2013/06/17
月
1
★★☆☆☆やっと読み終わった。ヒロインが好きになれなくて辛かった。頭が良くても精神的に未発達なヒロインでした。で結局ヒーローは愛情うんぬんよりヒロインの肉体的魅力に負けたとしか読めなかったんだけど?2013/02/12
まるかず
1
「ていねいな心理描写。無理のない自然なストーリー展開。読みやすくて違和感のない翻訳。」と、自分のブログで評価しているのですが、あまり印象に残っていない(笑)2008/08/24