ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス
帰ってきた侯爵夫人

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596322241
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

九年ぶりにロンドンに戻ってきたジェニファーは決心していた。夫に会って正式に離婚し、自分の道を歩むのだと。九年前わたしがジュリアンのもとを去ったのは、不貞をはたらいたと、彼に決めつけられたから。誤解を解こうにも、彼は心を閉ざしてしまったのだった…。夫と再会したジェニファーは、ジュリアンがいまだに自分を軽蔑していると感じた。しかし、実際はそうでなかった。彼は、自信あふれる淑女となった彼女に見とれていたのだ。まるで時を超えて再び妻に恋したように。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じょう

13
その時の明確な記憶がないままに状況から自分の過ちを負うヒロイン。若いのに立派です。対して釈明の手紙も読まずにヒロインを拒絶したヒーロー。姿を現したヒロインの強さが良かった。使用人というよりも友人である2人も。ヒーローはもっとちゃんとヒロインに謝って欲しかった。2015/10/06

ぽこ

8
再読。アンアシュリーの作品の中ではだんとつで面白いと思う。2017/04/05

ぽこ

6
ヒロインが自分で自分を罰しているように感じて切なかった。ヒーローはかなり献身的。傲慢で冷静沈着な侯爵が思わず取り乱したり、独白したり、悔んだり、少しずつ思いやりのある人間に変化していくところがとても良かった。16歳で負った彼女の心の傷は大きな愛がなければ癒されなかったのだろうなぁと感じた。2014/04/23

矢田ふみえ

4
自分のことが自分でできるよう成長したヒロインが、魅力的。何故、金に困らないかわからないけど。2018/09/08

ネフェルティア

4
途中でやめられずに、いっきに読んだ。読んでて切なくなる事が多かった。愛する妻に裏切られたロクサム公爵と途方にくれたジェニファー。二人の立場と気持ちが、9年後にようやく再会した事でいっきに二人の感情が溢れだし、お互いに後悔して苦しみ、嫉妬や愛と様々な感情が二人の会話にとめどなく溢れ、感情の洪水に読んでいて冷たく溺れそうになった。やり直すには、事件のあった直後ではなく、9年という途方もなく長い年月を経たなければならなかったのも納得出来た。切ないのに、再読したくなる一冊。2011/07/16

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