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内容説明
ローラは幼い息子を抱え、貧しいながらも妹と二人でパン屋を営み生計を立てていた。ところがある日、ラジオのニュースで聞き覚えのある男の名前を聞いた瞬間、ローラの人生は一変する。コンスタンチン・カランティノス?ギリシアでも指折りの大富豪、そして…私の息子の父親。その彼が私たち親子を尻目に、別の女性と結婚するというの?いてもたってもいられなくなったローラは、カランティノス家のパーティーにウエイトレスとして入りこんだ。だが八年ぶりに会った彼は、ローラに冷たい一瞥をくれただけだった。
著者等紹介
ケンドリック,シャロン[ケンドリック,シャロン][Kendrick,Sharon]
ウエストロンドン生まれ。写真家、看護師、オーストラリアの砂漠での救急車の運転手、改装した二階建てバスで料理をしながらのヨーロッパ巡りなど、多くの職業を経験。のちロマンス作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みろん
1
8年前の情事で身篭った子をパン屋を営みながら育てているシングルマザーと、そのお相手のギリシア海運王とのロマンス。シャロン・ヒーローなんでセクハラ発言のダメダメぶりは相変わらず…ということで置いといて、ヒロインの言動が釈然としなかった。ギリシアのヒーローの屋敷にヒロインが使用人として滞在するのが、なぜ子供のためになるのかさっぱりわからなかった。子供のため…というより自分のプライドを守るためとしか思えない。身篭ったことを告白して、ヒロインはどうして欲しかったのだろう…なんてことを考えてしまったお話。2010/05/31
こえん
1
パン屋を営みながら妹の手も借りて息子を育てるシングルマザーのヒロインと、ヒロイン息子の父親のギリシア人資産家のヒーロー。ヒーローの思い上がった発言や傲慢な態度に本当に腹が立ったので、ヒロインがそう簡単に折れない部分もあって一安心。2010/05/13
ととめ
0
本格的に家業を継ぐ前の旅を楽しむ青年と、旅先のウエイトレスとのワンナイトラヴ。避妊失敗。ヒロインはヒーローを追いかけるも、大会社の偉い人になっちゃってたので電話も手紙も直談判もできず、シングルマザーに。8年後、ヒーローの婚約報道に動揺して息子の存在を知らせに行くヒロイン。まぁ未練たらしいヒロインで、好みじゃなかった。2015/11/07
ちゃろ
0
⭐⭐⭐ヒーローが後半になるほど、魅力的になっていた。2013/09/05
nayui
0
★★☆☆☆ 8年前の一夜で身篭ったシングルマザーが、意を決してヒーローと再会。全く覚えていないヒーローだが、写真を見て息子と確信し、夏休みを共に過ごす事になったが…。息子を口実にヒーローにまとわり付いている”未練タラタラ感”と、自分を卑下し過ぎているヒロインがイマイチ…。”息子の母”という視点以外、ヒーローの愛情も感じなかった。2013/07/14