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内容説明
アレクサンドラはロヴィナ国の王女。亡き愛する父の遺言により、ザングラール国のスルタンと結婚することが定められている。結婚式を五日後に控え、アレクサンドラは身の危険を感じていた。いずれロヴィナの君主になる彼女の命を狙う者がいるのだ。そこへ、ザングラールまで王女に随行する護衛が到着した。砂漠の民を思わせるブロンズ色の肌、護衛らしからぬ尊大な態度。アレクサンドラの中に、今までなじみのない感情がわきあがった。この男性は私にとって危ない存在になるかもしれない。王女の予感は的中することになる―彼の正体を知ったときに。
著者等紹介
モーガン,サラ[モーガン,サラ][Morgan,Sarah]
イギリスのウィルトシャー州生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクアマリン
4
ヒロインは、叔父に両親を殺され、自分の命も狙われ、16年も耐えていた。異国のスルタンとの結婚に望みをかけて。なかなかよかった。ヒロインは強いし賢い。ヒーローも賢い。セクシー。2019/06/18
akiyuki_1717
1
珍しくヒロインはとっても魅力的でした。剣術を習得し、病院でボランティアに勤しんでいたが、これから先は、許嫁との結婚でしか国も、自分も守れないと、忠誠を誓う気骨が素晴らしかった。逆にヒーローは育った境遇から女性を軽視し、若干、暴君傾向で、自分が嘘をついていたことも当然のような態度で、叔父からヒロインを守ろうとしたのは良かったけれど、魅力は薄かった。国王とか、皇太子って、あまり魅力的に書かれていない作品が多いような気がする。傲慢か、マザコンか、ちょっとバカのパターンに分けられるよね。2015/12/23
くまた
1
辛い思いをして成長したのに思いやりのあって一生懸命な主人公が可愛い。 権力欲に駆られ人殺しも辞さないはずの叔父さんが随分ぬるい方法を取るのが違和感だけど、主人公死んじゃったら話にならないので仕方ないのかな。思い込みが強すぎて主人公の言う事を聞こうとしない所がなんだけど思いやりと頼りがいのあるヒーローで結構お似合い。読んでいて楽しい。2015/08/01
ちゃろ
1
⭐⭐⭐叔父に命を狙われている王女のヒロイン。信頼が大事なのに、自分の身分を偽ってちかづいたヒーローにも裏切られてしまう。かつ、それを裏切りって認めないヒーローにイライラしてしまった。2013/08/13
くろうさぎ
1
ヒロインが怒っちゃったのもわかるなぁ・・・。しかし、ヒロインは本当に恐ろしい暮らしをしてたんだね・・・。2010/06/16