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内容説明
夫の死後、七歳の息子と二人で暮らしてきた看護師のフルールは、友人の勧めもあって二年ぶりに職場に復帰する。そのころ病院は、新任のイタリア人医師マリオがいかに魅力的かという話で持ちきりだった。ところがフルールは、復帰一日目にして早くも失態を演じてしまう。蘇生室に運びこまれた患者の様子に夫の最期の姿を重ね合わせ、適切な処置もできないまま、部屋を飛びだしてしまったのだ。事情を知らないマリオは彼女に怒りの目を向けるが、彼がいかに優秀な医師であるかは、徐々にフルールにもわかってくる。欠点と呼べるのは、明らかに彼女を嫌っている点だけ…。
著者等紹介
マリネッリ,キャロル[マリネッリ,キャロル][Marinelli,Carol]
イギリスで看護教育を受け、その後救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そばかす♪
15
ハーレクイン・ロマンスって、気恥ずかしくてなかなか手に取れなかったせいか、今まで読んだ事がない。けど最近はネットで読めるので(笑)予想通り甘かった...でも正統派ロマンスの範疇と言えるのかな?最愛の旦那さまが主人公の誕生日&3回目の結婚記念日に交通事故で亡くなって、その救急医療現場に看護師として行き合わせてしまったため、すっかりトラウマになってしまう。しかしそんな事を知らないイタリアから赴任して来た医師マルコに現場から逃げ出してしまった事を咎められて。少しずつ距離が近づいて行く二人の関係がかわいらしかった2014/07/03
こえん
0
医療現場がリアルだった。優秀な外科医のイタリア人のヒーローが豪州英語や諺に惑う姿が楽しい、救急医療看護師の子持ち未亡人のヒロインとの出会いからゴールまでは正統派な流れだけど、ヒロインの思いきった行動が良かった。2010/02/12