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放送大学教材
非ユークリッド幾何と時空

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595315763
  • NDC分類 414.8
  • Cコード C1341

目次

天文学と幾何学
ユークリッド幾何
平行線の公理と三大作図問題
三角関数と平面三角法
球面三角法
いろいろな地図投影法
双曲面と双曲線関数
双曲三角法
クライン円板と双対性
ポアンカレ円版と立体射影
半球面・半平面上の双曲幾何
地動説・慣性・光
光速と同時性
ミンコフスキー空間と時空
光錐面とトレミーの定理

著者等紹介

橋本義武[ハシモトヨシタケ]
1962年愛知県に生まれる。1990年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東京都市大学教授・理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オザマチ

11
中高で習うユークリッド幾何学の再考を出発点として、球面や双曲面の幾何学を展開し、最後には双曲面の章で学んだことを足掛かりとして、時空の物理学の話題に至る流れとなっている。一見、盛り沢山な内容だが、大学初年度の微積分や線形代数までの知識で理解できるように工夫されている。ただし本のみでは図が少なく、分かりづらい部分があるので注意。 内容そのものも興味深いが、講義中の著者の”脱線”の中にも、科学の歴史や数学に対する考え方など、面白い話題が数多く含まれている。オススメ。2019/06/25

堤 秀二

0
放送大学の講義を見て、読んでみました。 非ユークリッド幾何学は、名前は知っていましたが、実際に球面や双曲面上の幾何学であったとは初めて知りました。 地図や相対論の基礎となっているなど、ためになります。 ただし、中学以来の数学をすっかり忘れており、そこから復習が必要かな。2016/10/26

hisaos

0
2020年第二学期の単位認定試験終了につき読了。授業のタイトルは物々しいが、ここで言っている非ユークリッド幾何とはつまり球面と双曲面の幾何。ユークリッドの立てた平面幾何を球面や双曲面に移していくためにどのような数学的準備をしていくかを淡々と述べている。最後は相対性理論の話に少し言及する。「非ユークリッド幾何」「時空」と言った、何か神秘的な言葉の中身に親しむことができたのが収穫。2021/01/21

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