感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
4
いい教科書。ただ御厨先生の書く文章ってあまり読みやすくない。どちらが書いているのかわからないけど牧原先生も内容はともかくあまり読みやすい日本語を書く先生じゃなかった記憶が。頭いいからあまり読みやすさとか意識しない人たちなのかな…結構大事なところだと思うけど。2013年。2017/04/06
ミカド
3
日本政治外交史の教科書。幕末の動乱から民主党政権の崩壊の一歩手前までを通史的に論じている。15章の編成の中で8章分を戦後に割いている。記述内容、構成的には一般的な政治史の教科書と変わるところはないが、現代に近づくにつれて、御厨氏が得意とするオーラル・ヒストリーの要素が加わっていく。その部分はダイナミックに当時の情勢を伝えてくれて、イメージを膨らませることができるものとなっている。2019/09/12
こずえ
0
日本外交史の教科書として。 概して放送大学出版の教科書は出来が良い
堤 秀二
0
近代から現代にかけての政治・外交を概観した本。 結局政治とは何か本質は掴めなかった。庶民からは緣遠いもので、自分ごととして感じられないものなんですかね。2017/04/06
Moloko
0
院試の準備で再読したが、「外交」部分はそれなりで、重点は政治部分であったと思う。簡潔で最小限ではあるが、日本政治史におけるキーパーソンや時代背景の転換をしっかりとは抑えているので、歴史事項をただ追って読んでいくという凡な暗記ものとは違うと思う。ただ、やはり内容は淡白なので、入門者向けの新しい教科書だと構えて読むのが丁度良いかもしれない。2016/08/29